子どもの習い事、何をする?わが家の習い事を紹介

習い事
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子どもの成長に合わせた『習い事』は、知識や体力、芸術的な感性を育む大切な機会ですよね。しかし、どんな習い事にしたら良いか判断に迷うことが多くあると思います。やはり判断をするには、情報収集が必須です。

私は3人の子どもを通し、8つの習い事を経験してきました。習い事を続けていく中、子どもから「やめたい!」と言われたり、私から「やめようか」と言ったりこれまで様々な経験をしています。

今回は学習系、運動系、芸術系に分け、わが子の『始めた理由』や『やめた理由』を含め紹介していきたいと思います。

「どんな習いごとが良いの?」「〇〇はどうかな?」と悩んでいる人、わが家の経験談が参考になれば嬉しいです。

わが子3人の習い事

子どもたちの習い事をまとめてみました。

こうしてみると、いろいろやりました。習い事をいくつも重なっている時期が見えてきますね。
私も意識はありましたが、一番重なっていた時期は、次女の育休中です。新しい習い事を始めやすい時期でした。このあたりの苦労話はまたの機会に…。

わが家の習い事のスタートのきっかけは以下の2パターンです。

  • 子どもから「やりたい」→スイミング、英会話(姉)、ピアノ、学習塾
  • 親から提案→通信教材、英会話(弟)、プログラミング、フットサル、造作教室(絵画教室)

きっかけを振り返ると、私からの提案が多いですね。是非、わが家の体験談を最後まで読んでいただき参考にしてください。
※ここでは受験用学習塾は除いています。

学習系

「少しでも学校の授業のためになるように学習系を習わせたい」という思いで検討する人も多いですよね。

将来役に立つジャンルでありながら、子どもが途中で嫌になる場合も多いと思います。また自宅での学習が必要となり、親子にストレスがかかる場合もありますよね。

通信教材

子ども3人とも利用しました。0歳から始められる通信教材で、毎月、おもちゃやDVD、親向けに子育てについての冊子が届きます。その後小学生になると学習教材になります。

始めた理由
  • 子どもの楽しみのため
  • 興味関心が広がるように
  • 小学校の予習のため

実際、毎月届く教材をとても楽しみにしていました。一緒に届くDVDを見て歌を覚えたり、ダンスをしたりと、有意義な自宅時間を過ごすことができていました

また小学校の学習教材に関しては、これから習うことをすでに知っているという優越感が子どもにとって良かったようです。

やめた理由
  • 子どもの興味がなくなった
  • 無駄ではないかと感じ始めた

小学校へ進学した際、学習教材に変更になり、子どもが自ら進んで行っていたのは1年ぐらい。そのうち親が声掛けしないとやらなくなりました。手を付けない教材が増えるたびにため息をついていました。

私が無駄かな?と思い始めた理由は、小学校の授業内容であれば、わが子は予習をしなくてもついていけるからでした。教材をやらないとついていけない!ということはなく、やっても、やらなくても一緒では?と思いました。

3人とも小1~3年の間に退会しました。後になって考えると早めに退会し、他のことを始めていた方が良かったな…なんて考えたり。

英会話教室

子ども2人が経験しました。スクールも2か所通いました。1か所目が保育園内の英会話教室(ほぼ遊び)です。2か所目が近所の本気英会話教室(ネイティブを目指すスクール)です。

始めた理由
  • 登園時間内に子どもが楽しめるように
  • 子どもから「また英会話がやりたい」と言われた
  • 学校の授業で困らないように

保育園内の英会話教室では、子どもが楽しく英語に興味を持つことができました。また小学生でも続け、長女は小学生のうちに英検3級を取得するまでになりました。

やめた理由
  • 保育園内の英会話教室は卒園のタイミング(在園児が対象のため)
  • 他の習い事を始めるから
  • 「やめたい」と子どもからの申し出

保育園内の英会話教室は楽しむことを重視していたので、何も身につかず。本気英会話教室では毎週の宿題や自宅学習の時間が必要で親子の負担が大きく感じました。
また無理に姉と同じところにせず、それぞれに合うスクールをもっと検討すれば良かったと反省しました。

プログラミング

子ども2人が経験しました。学校の授業で導入されると発表になると近所に続々とできたプログラミングスクール。何か所か見学や体験会に参加しましたが、スクールによって指導内容は様々でした。

始めた理由
  • 学校でプログラミングが導入されると知ったから
  • 子どもがパソコンに興味があった

その後小学校や中学校でパソコンが支給されるようになり、ある程度一人で操作ができる点は良かったと思います。学校の授業でプログラミングを行った際には先生から教えてと言われたこともあったよう。

でも実際学校の授業ではパソコンを使ってプログラミングを行うことは少ないようで、学校でのプログラミング授業というのは『プログラミング的思考を養う』ものなので、パソコンを触るだけが授業ではないようです。

やめた理由
  • 進学のため

パソコンの操作に詳しくなり、様々なことができるようになりました。しかし気づかないうちに、家庭のパソコンを勝手に使用し知らないサイトへログインしたりと、いろいろなことをしていました…。プログラムやパソコンの操作だけでなく、ITリテラシーも含めて教えてくれるスクールを選ぶ必要性を感じました。

親世代が未経験なだけに、学校の授業のために習おうと考えている場合、スクールの指導内容をしっかり確認しておく必要があると思います。

運動系

「心身ともに健康で丈夫になるように」そんな成長を願って始める家庭も多いのではないでしょうか。

運動系もスクールによっては練習や大会への付き添い、保護者会など活動内容がさまざまです。どこまで一緒に頑張れるかを親も検討する必要がありますね。

スイミング

子ども1人だけ経験をしました。近所でも通っている子どもが多く、送迎バスも頻繁に走っていました。建物内にダンススクールやスポーツジムなどもあり、親子、兄弟で通っている人もいたようです。

始めた理由
  • 子ども自ら「やりたい」

近所だったため、のちに一人で通うことも出来るので即OKしました。行くことを一度も嫌がることなく続けました。体力もついた気がします。

たまに見学に行くと、スクールの規模も大きかったため、わが子がプールサイドで待つ時間が長いな、という印象がありました。なかなか難しいですが、人数が少ない日時を選んだ方がたくさん泳げるのかな、なんて考えたりしました。

やめた理由
  • 最後の級へ進級したタイミング
  • 他のことへチャレンジして欲しい

最後の級はタイム重視でした。すべての泳ぎ方ができるようになったこと、また子どもが他の習い事に興味があったこともあり、違うことをしたら?と声を掛けました

フットサル

サッカーではなく、あえてフットサルにしました。フットサルにした理由はコートが小さく、ボールに触れる時間が長いとインターネットの口コミを見て、ボールを蹴りたいわが子にはちょうど良いと思いました。

始めた理由
  • 何かに夢中になって欲しい
  • 体を動かして欲しい

保育園時代から、自ら何かやりたいと発信することが少なかった息子。いつも公園に行くときはサッカーボールを持っていきたがることを思い出し「やってみる?」と誘いました。

息子が好きなことだったので長続きし、上手になりたいと向上心がありました

やめた理由
  • 進学のため

今思えば、中学校の部活が文化部だったので、そのまま習い事として続けていても良かったと思います。

芸術系

親によって必要性の有無の意見が分かれますよね。私は自分自身ピアノをやっていたので抵抗はありませんでしたが、旦那は「なんのため?」という感じでした。

ピアノ

子ども1人経験しました。ピアノを習うことを検討すると同時に『ピアノどうする??』という問題が出てきますよね。楽器屋さんを見て回りましたが、電子ピアノでも即決できる金額ではありません…。

始めた理由
  • 子ども自ら「やりたい」

保育園児のころ「〇〇ちゃんがやってるんだって!」と子どもに言われ「やりたいの?」と聞くと「うん!」と即決でした。保育園のピアノ教室は在園児対象で自宅で練習不要、ピアノもなくてOKでした。登園時間内でできるため、親の負担もゼロだったのでOKしました。

その後小学校へ入学をし、しばらくするとまたあのセリフが「〇〇ちゃんがピアノやってるんだって」。「そうなんだ~」としばらく返していましたが、しつこかったので「やりたいの?」と聞くと「うん」と。

当時次女は通信教材以外習い事をしていなかったのでOKしました。

ピアノは結局、私の実家に眠っていた電子ピアノを見つけ、もらうことに。若干壊れていましたが、どれだけ続くかもわからなかったので購入は避けました

やめた理由

現在継続中です。

私の中では中学校に進学する際に退会を提案しようと思っています。もちろん本人の希望は聞きますが、ピアノの習い事より学校の部活に夢中になって欲しいからです。

入会からしばらくは週に一回しか自宅練習を行わず、私も練習につきあえないので、まぁいいかと思っていました。しかしあまり上達しない娘をみて、これはもう少し練習をさせようと思い、子どもに提案をしました。

「ピアノの練習したら、ゲームの時間増やすね!」と。

それからは毎日練習するようになり、あっという間に初心者コースから次のステップに上がり、月謝も上がりました…。

造形教室(絵画教室)

子ども2人が経験しました。長女は高校になって、妹をきっかけに同じスクールの大人向け絵画教室に通いました。楽しみの要素が大きいですよね。将来のためになるの?と思う人もいるかもしれません。

始めた理由
  • 楽しみを見つけて取り組んで欲しい
  • 美術系の大学を視野に入れていた

もともと何かを作ったりと工作が好きだったので、絵をかいたり、何かを作る造形教室が向いているのではないかと考えました。

以前次女が算数で、サイコロの展開図を書く授業があったそうです。子どもが本当に組み立てることを考えて『のりしろ』の部分を書いたら、先生に必要ありませんと声をかけられたそうです(笑)子どもの発想が面白くなっているように感じます。

やめた理由
  • 長女は弟が学習塾に入会するタイミング

妹は継続中です。中学校進学時にピアノ同様退会を提案しようと考えています

長女に関しては美術系の大学に進む場合、受験専用の美術予備校に通う必要があること、また弟の学習塾で費用がかかることもあり、退会を私から切り出しました。長女も納得の上での退会となりました。

※いつか大学進路についても皆さんの参考になるようご紹介しようと思います。

妹については親の負担もなく、子どもも楽しんで通っているので、可能な限り続けさせたいと思っています。しかし困っているのが、持ち帰ってくる制作物の置き場所です。時には両手で抱えて帰ってくることもあり、なかなか処分できずにたまる一方です…。

最後に…

子どものために様々な習い事を調べ、探し、さっそく「これにしようか!」という段階まで来たら入会後、後悔しないために以下のことは最低限確認しておくことをおすすめします

  • 体験会へ参加し、子どもの反応をチェック→本当にやりたい?毎週やるんだよ?
  • のちに時間や曜日は変更可能か→進学、進級した時の検討をしておきましょう
  • 1人でも通うことは可能→子どもと一緒で親も仕事の状況など変わる可能性はありますよね
  • 費用は変動するか→学年によって会費が変わらいないか確認しましょう
  • 休んだ時どうなる→学校行事や体調不良などの場合、振替可能か確認しておきましょう

上記のことを確認しておくことで「失敗した…」と感じることは少なくなるでしょう。

まとめ

習い事はやってみないとわからい部分が多くあると思います。でもまずは情報収集が肝心だと思います。どんな習い事があるか、他の家族はどんな経験をしてきたのかを調べ、ご自身の家庭、子どもに当てはめて考えてみてください

少しでも後悔の少ない、お子さんにとって良い経験となりますように。わが家の経験がみなさんの習い事選びの参考になれば幸いです。

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