子どもに「やめたい」と言われたらどうしますか?
すぐに「いいよ」と言ったら『飽きやすい子になる?』『継続する力がつかない?』と考えてしまいますよね。かと言って無理に続けさせて良いのか…。子どもを想う親としては迷うところです。
今回は私が子どもに「やめたい」と言われた時の対応方法を実体験を含めお伝えします。
「やめたい」と言われたらどうするべき?と悩んでいる人は是非参考にしてください。
子どもと話をする
わが子がやめたいと主張したのは英会話教室。始めたのは私からの提案でした。すでに入会して約7年近くたっていました。理由は聞かなくても何となく分かっていました。
子どもに理由を聞くと『つらい、ついていけない。もういやだ。』と。確かに自宅学習が必須の英会話教室だったので親子ともに、負担になっている部分はありました。正直なんでやらないといけないの、という思いもあったかもしれません。子どもからは「宿題をやっても授業についていけない、先生が何を言っているかわからない」と言われました。家族みんなで話を聞き、本人のつらい思いを聞くことで、気持ちも楽になったようでした。

子どもとよく話をすることが大切だと思います。
前々から考えていたことなのか、突発的なものなのか。子どもも自分の気持ちが整理できていない場合があります。一緒に気持ちを整理するつもりで聞いてあげてください。
このポイントでの私の反省点があります。それは負担になっていることに気が付いていても私から声をかけなかったことです。もっと早く話をして、次の『解決方法の検討』への手順に進んでいれば、より良い結果につながったのではないかと感じています。
解決方法の検討をする

子どもの気持ちを聞いた後、素直に先生に相談してみようと思いました。先生からは学習方法のアドバイスをいただきました。子どもも半分先生に説得される形で、まずはもう少し続けてみることになりました。
すぐに「やめよう!」ではなく、解決できないか検討しましょう。
一緒に考えることで子どもも親が自分の話を聞いてくれたと安心感につながります。
理由によっては曜日や時間の変更、指導者の変更をすることで解決できるかもしれません。だた変更することのデメリットなどもしっかり話しておく必要はありますよね。
このポイントでも私の反省点があります。それは英会話教室の先生に頼り過ぎたことです。今であれば、私自身が違う英会話教室へ移るなど幅広い検討ができたと思います。
結論を出す

しばらく先生の指導通りやってみたものの、結局は自宅学習の時間を増やす以外に方法はなく、子どものつらい思いは無くなることはありませんでした。
結局、それを見かねて私から「もうやめようか?」と言い出しました。約6年よく続けてきたなという思いもありました。
最後は一緒に結論を出すようにしてください。
「やめたい」と言い出すにも勇気が必要だったことでしょう。それに対して、続けようか、やっぱりやめようかとはっきりしてあげることが必要だと思います。
まとめ
私は以上のことを子どもとしっかり話ができていれば、やめていいと思います。

理由が『友だちとあそびたいから』『先生がいやだから』でも、なぜその友だちと遊びたいのか、先生のどこがいやなのか、親子で話をすることで、親も納得する点があったり、子どもも続けてもいいかもと思える点が見つかるかもしれません。
心配をしている「飽きやすい子」「継続できない子」に関しても、話をして一緒に考えることで、ただ飽きたのではない、ただ継続できなかったわけではない、理由がはっきりし親子ともに納得できる結論が出せるのでしょう。