「子育てが一段落した今、何か新しいことに挑戦してみたい」「これまでの経験を活かせる仕事がしたい」そんな思いを抱えている人に、私は保育士資格の取得をおすすめします。子どもたちと関わりながら成長を支えるこの仕事は、家庭で培ったスキルを存分に発揮できるだけでなく、やりがいや社会とのつながりを感じられる職業です。
私は一般企業に勤めたのち、30代未経験で3人の子どもの子育てをしながら、独学で保育士資格を取得しました。その後、保育士として保育園で勤務し、さまざまな貴重な経験を積むことができました。
このブログでは、保育士資格の魅力や取得することで広がる可能性、そして私自身の体験を交えて資格取得のリアルをお伝えします。「本当にできるかな」と迷っている人も、きっと前向きな一歩を踏み出せるはずです。ぜひご覧ください。
保育士の魅力とは?

保育士として働くことについての魅力はたくさんあります。その中でも私が実際働いて感じた点をお伝えしていきます。これらを確認していくことで、保育士の仕事が自分に合っているかを考えてみてください。
子どもと関わる仕事
保育士として働く最大の魅力は、何と言っても子どもたちとの触れ合いです。毎日が新しい発見の連続で、子どもたちの成長を見守り、サポートすることは大きなやりがいにつながります。
関わってきた子どもが歩行を始めた、言葉が出た、そんな時には保護者と一緒に喜びました。わが子の時とは違った嬉しさがありますよ。0歳から関わってきた子どもが、初めて「〇〇せんせー」と呼んでくれたときの感動は言葉にできません。その瞬間、自分がこの仕事を選んで本当に良かったと感じました。
安定したキャリアを築ける可能性

保育士資格を取得すると、保育園や認定こども園、児童福祉施設など、安定した職場で長く働けるチャンスが広がります。保育士は社会に欠かせない職業であり、その需要は高いため、長期的に安定した職を得ることができます。
私は30代で一般企業から転職をしましたが、求人数は多く、未経験でも受け入れてくれる施設は多い印象がありました。子育て経験があることで、施設側から『子どもの扱いに慣れている』と評価していただけることが多かったです。
やりがいと充実感を感じる仕事
子どもたちの成長を見守り、直接関わることができる保育士の仕事は、自己成長と同時に充実感を感じられる仕事です。
年度末に保護者から「来年度も担任してくれますか?」と声をかけられたときには、これまでの日々の努力が報われたと感じ、胸が熱くなりました。
保育士資格を取得するべき理由

保育士資格を取得することで、家庭での経験を活かしつつ、新しい働き方や社会との関わり方が広がります。その可能性を詳しく解説します!
保育士資格で広がる働き方の選択肢
保育士資格があれば、保育園や認定こども園だけでなく、放課後デイサービス、児童福祉施設、家庭的保育(保育ママ)、さらにはフリーランスとしての働き方も選べます。勤務形態も正社員、パート、派遣など柔軟で、ライフステージに応じた働き方が可能です。
まずはパートから始めて、のちに正社員も良いですよね。同じ保育士でも、パートと正社員だと子どもとの関わり方が変わってくることがあるので、何を重視するかも考えるポイントですね!
保育士資格×他の資格でキャリアアップ
保育士資格を活かして、キャリアの幅を広げることも可能です。例えば、幼児教育やカウンセリングの資格を取得したり、保育士の経験をもとに子育てコンサルタントとして活動するなど、資格の組み合わせで新たなキャリアを築けます。
保育士の資格取得にも幅広い知識が必要となります。子どもの保健、心理学、食と栄養についてなど…。資格の勉強をしながら、自分の興味のある分野を探ってもいいですよね!
国家資格で得られる信頼と評価
保育士は国家資格です。信頼性が高く「専門性を持つ人」として評価されやすいです。子どもの保護者や他の職員からも、知識やスキルに基づいた助言を求められることが増えます。
その分、しっかりとした知識が必要ですよね。資格取得で正しい知識をつけ、家庭での経験により、リアルな経験を語れる主婦はさらに信頼を獲得できますよ。
保育士資格で夢の起業も目指せる!
資格を活かして、自宅で託児サービスを開業したり、独自の保育プログラムを提供する事業を始めることも可能です。最近ではSNSを活用して情報発信しながら、自分らしい働き方を実現する人も増えています。
資格取得には時間や費用、家庭との両立など課題もありますが、工夫次第でクリアできることがほとんどです。
保育士資格取得を考える際の注意点

保育士という仕事には特別な魅力がたくさんありますが、全ての人に向いているわけではありません。ここでは、向いていない可能性があるポイントを挙げつつ、それを克服するための方法もご紹介します。当てはまるかも…と思ったらクリックして詳細を確認してくださいね!
子どもと接することが苦手な人
保育士の仕事は、子どもたちとの信頼関係を築くことが中心です。「他人の子も可愛いと思えるかな…」と苦手意識がある場合は、ボランティアなどの関わりを通じて、少しずつ慣れていくことを目指しましょう。
体力に自信がない人
保育士には、子どもと遊ぶことや日常的に体力が求められる場面が多いです。「長時間の抱っこはきつい…」「毎日公園で遊ぶの?」と不安に思う人は毎日のウォーキングや軽い筋トレを取り入れることで、自信をつけていきましょう。
収入を最優先する人
保育士の初任給は他の職種と比べて高くないことが現実…。「低賃金って聞くよね」「割に合わないのでは…」と思う人は、経験を積んでスキルアップすることを検討しても良いでしょう。保育士としても経験を積むことで収入アップの可能性があります。
勉強が苦手で続けられない人
資格取得には一定の勉強が必要です。「毎日勉強するのは無理」と言う人、大丈夫です。独学や通信教育、仲間との勉強会を活用することで、自分のペースで進められます。小さな目標を設定して少しずつ達成していくと良いでしょう。
家事や育児との両立が難しい環境にいる人
家族の協力やスケジュール管理が重要です。「家族が協力的ではない…」と悩んでいる人は資格取得や就職を目指す過程において、家族と事前にじっくり話し合い、サポート体制を整えることをおすすめします。
「向いていないかも…」と思うことは、必ずしも諦める理由にはなりません。工夫や準備次第で課題を克服し、自分らしい働き方を見つけることができます。
こんな人は絶対おすすめ!

以下の点が一つでも多く当てはまる人は、ぜひ資格取得を検討して欲しいです。資格取得での学びと子育て経験がきっと役に立ちますよ。
- 子どもが好きな人
- 子育て経験を活かしたい主婦
- 子育てが一段落した人
- 人と関わる仕事が好きな人
- 柔軟な働き方をしたい人
- 地域貢献につながる仕事をしたい人
保育士は子どもとの関わりの他に、保護者との関わりがとても重要です。そんな保護者の気持ちや立場を理解できるのは、やはり同じ立場に立った主婦の保育士だと思います。
保育系の大学を出て、新卒で入社してくる保育士よりもポイントが高いですよね。
ただ楽な仕事ではありません。主婦だから簡単にできる!子どもの扱いに慣れているから楽!ではないこともお伝えしておきます。
まとめ

- 保育士資格の魅力
- 子どもたちと直接関わり、成長を支えるやりがいがある。
- 家庭で培った経験を活かして働ける。
- 社会的需要が高く、安定したキャリアを築ける可能性がある。
- 資格取得で広がる可能性
- 保育園や認定こども園だけでなく、多様な職場で活躍できる。
- 他の資格と組み合わせてキャリアアップが可能。
- フリーランスや起業など、自分らしい働き方も目指せる。
- 課題の克服方法
- 勉強や体力への不安は、小さな目標を立てることで克服できる。
- 家族との話し合いでサポート体制を整えることが大切。
- 保育士の仕事に向いている人
- 子どもが好きで、柔軟な働き方をしたい人。
- 子育て経験を活かしたい主婦や、地域で役立つ仕事をしたい人。
保育士資格は、あなたの可能性を広げ、新たな挑戦を後押しする力強い一歩となります。少しでも興味を持った方は、ぜひ情報収集や計画を始めてみてください!
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