誰しも「自分にぴったりの保育園で働きたい」「入ってから後悔したくないな」と思いますよね。求人情報や短い面接だけでは、その保育園の本当の姿を知るのは難しいです。でも、大丈夫。見学を活用すれば、園の雰囲気や職場環境をしっかり把握することができます。
私は一般企業で10年以上働いた後、保育士資格を取得し、小規模保育園で勤務してきました。勤務する保育園を決めるまで、いくつもの保育園を見学し、実際に働いてから気づいたことや後悔したこともありました。
例えば、私が勤務することを決めた園でも見学の際に気になったポイントがありました。
- 保育士が挨拶してくれるものの笑顔がない
- 園長が質問に十分答えてくれず、「本部に聞いて」と責任を他に振る発言をした
- 保育士たちが忙しそうで、余裕がなさそうだった
これらの違和感が後にどのような形で現れたのか、またどうすれば良い園を見つけられるのか、この記事で詳しくお伝えします。
この記事を読むことで、見学時に確認すべきポイントが分かり、安心して働ける保育園選びに役立てることができます。一歩前進するためのヒントをぜひ見つけてくださいね。
なぜ事前に保育園の見学が必要なのか
保育士の資格を取得し、いざ就職のことを考えた時、どんな保育園がいいかなと考えますよね。
みなさん下記の内容は求人サイトや保育園のHPなどで必ず確認する内容だと思います。
しかし求人サイトやHPでは確認できないことってありますよね。
これらを確認するために必要なことが保育園の見学です。
勤務前の見学は必須なの?と思う人もいるかもしれませんが、私は必須だと思いますよ!見学しておくことで、勤務前と勤務後のギャップを少なくすることができます!
私が見学で気づいたこととその後
私が実際に体験した「違和感」とその後について、以下のようなことがありました。
- 保育士の笑顔がない理由: 入社後に聞いた話では、直前に急な退職者が出て忙しい時期だったため、余裕がなかったとのこと。
- 園長の対応の問題: 質問に対し「本部に聞いて」と言った園長は、入社後も責任逃れが多いタイプで、保育士や保護者からの信頼を得られていないことが分かりました。
- 保育士の忙しさ: 見学時の慌ただしさは、人員配置が常にギリギリで、余裕のない運営体制からくるものでした。
このように、見学時に気づいた些細な点が、実際の勤務環境や職場の課題として浮き彫りになることがあります。そのため、見学時には「何をチェックするべきか」を知っておくことが大切です。
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見学時に確認すべきポイント
園の見学は単に園内を見て回るだけでなく、その後の職場環境をしっかりと把握するチャンスです。見学時に確認すべきポイントを押さえておくことで、自分に合った保育園を見極める手助けになります。どんな些細なことでも、気になる点は見逃さずにチェックしておきましょう。以下では具体的に確認しておくべき点を確認していきましょう。
園の雰囲気を知る
園全体の雰囲気を肌で感じることが大切です。以下の点に注目しましょう。
- 子どもたちの笑顔や声が溢れているか
- 園内が清潔で安全な環境か
- 全体的に落ち着いた雰囲気か、あるいは慌ただしさを感じるか
私が見学した園では、保育士が忙しそうで余裕がなさそうに見えました。後に入社して分かったのですが、常にギリギリの人員配置が原因でした。このような雰囲気は見逃さないようにしましょう。
保育士の人数に余裕があるかを見極めるのはとても難しいです、。またこの質問は聞きにくいですよね。ですが事前にHPなどで各クラスの園児の人数を確認し、必要な保育士の配置人数を計算しておくと役立ちます。当日、保育士の人数を実際に数えてみると、余裕があるかどうかが分かります。ただ、現状ではどの保育園もギリギリなことが多いかもしれません。
保育士の雰囲気を知る

職場の同僚となる保育士たちの雰囲気も重要です。
- 保育士同士のコミュニケーションがスムーズに行われているか
- 子どもたちに接する態度が優しく、思いやりが感じられるか
- 忙しさの中にも余裕があるか
見学中にも保育士たちがどのように会話をしているか、コミュニケーションを取っているかに注目してみるといいですね。保育中に全くコミュニケーションを取ることができない状況だとしたら、それも少し問題かもしれませんね…。
園長の人柄を知る
園全体の方向性や雰囲気は園長の影響を大きく受けます。
- 園長が自ら見学者に対応してくれるか
- 困ったときに相談しやすそうな印象か
- 理念や方針について具体的に語ってくれるか
なかなか見学だけでは人柄を知ることは難しいですよね。そう感じるときには以下の質問をしてみてください。
「職員の働きやすさについて、どのような取り組みをしていますか?」
「絵本やおもちゃはどのように選定されていますか?」
このような質問をした時の回答で、職員や保育に対する考えを知ることができると思います。
保育室の環境を知る

子どもたちが日々過ごす保育室の環境も見逃せません。
- 教材やおもちゃが整頓されているか
- 安全対策がしっかりしているか
- 子どもたちが安心して過ごせる工夫がされているか
一方で、保育室がきれいすぎる場合も注意が必要です。見学の日だから特別に片づけたのか、それとも園の方針なのかを見極める必要があります。
私が勤めていた園では、見学がある日に「片づけて~」と声がかかり、特別に整えたことがありました。さらに、見た目を重視するあまり、保育がしづらいと感じたこともありました。例えば、収納スペースが少なく、玩具をすべてクローゼットにしまい込んでいました。玩具を出してあげるだけで一苦労し、子どもから目を離せない状況での対応はとても大変でした。
見学に行く前の準備
見学を有意義にするために、事前準備も大切です。
- 園の公式サイトやパンフレットをチェックして基本情報を把握する
- 質問リストを作成し、当日確認したい点を明確にしておく
- メモ帳やペンを持参し、気づいたことを書き留める
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まとめ
保育園の見学は、実際に働く職場の環境を肌で感じ、自分に合った園を見つけるための大切な機会です。この記事でお伝えしたポイントを、もう一度振り返ってみましょう。
- 園の雰囲気: 子どもたちや保育士がリラックスして過ごしているかを観察する。
- 保育士の雰囲気: 同僚となる保育士たちの余裕や態度を見極める。
- 園長の人柄: 相談しやすいか、園の理念を具体的に説明できるかを確認する。
- 保育室の環境: 子どもたちが安全かつ楽しく過ごせる環境が整っているかをチェックする。
見学を通して気づいた些細なことが、入社後の職場選びでの成功につながります。事前準備をしっかり行い、見学中の観察ポイントを押さえることで、より安心して働ける職場を見つける手助けになるはずです。
ぜひ、この記事を参考にして、自分に合った保育園を見つけてください。素敵な保育士ライフをスタートさせられるよう、心から応援しています!
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