新人保育士として働き始めたばかりで、先輩とのコミュニケーションに悩むことはありませんか?「話しかけても大丈夫かな?」「迷惑に思われないかな?」と不安になる新人保育士さんは多いものです。
しかし、先輩との関係がうまく築けると、仕事がスムーズに進み、毎日がぐっと楽しくなります!
私は30代で会社員から保育士になりました。最初は不安や悩みがたくさんありましたが、先輩との関係がうまくいくことで、仕事に対する自信が持てるようになりました。
そこで今回は、新人保育士が意識すると良い、先輩との関係を築くための5つのポイントを紹介します。さらに、うまくいかなかった場合の対処法も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
挨拶+一言を添える

ただの挨拶だけでなく、一言をプラスすることで親しみやすい印象になります。
✔「おはようございます!」+「今日は寒いですね」
✔「お疲れさまです!」+「さっきの対応、勉強になりました!」
挨拶が素っ気ないと、先輩も距離を感じてしまいます。話しづらい新人と思われると、仕事の相談やアドバイスをもらう機会が減るかも…。
「おはようございます!」と笑顔で言うだけでも十分印象は変わります。慣れてきたら「今日は○○(行事など)ですね!」と一言プラスするのに挑戦してみて。
素直に質問&お礼を伝える

分からないことは遠慮せずに質問し、教えてもらったら感謝を伝えることが大切です。
✔「この書類の書き方が分からなくて…教えていただいてもいいですか?」
✔「ありがとうございます!すごく分かりやすかったです!」
分からないことを聞かないと、ミスにつながる可能性が…。また、教えてもらったのにお礼を言わないと、「当たり前と思ってるのかな?」と感じさせてしまうことも。
いきなり質問するのが不安なら、事前にメモをして「この部分が分からないので教えていただけますか?」と聞くとスムーズ。お礼も「ありがとうございます!」だけでOK!
先輩の仕事をよく観察する

先輩の動きを見て、必要そうなことを先回りしてサポートすると信頼を得やすいです。
✔ 先輩が忙しそうなら「何かお手伝いできることありますか?」
✔ 使い終わったものをサッと片付ける
先輩が忙しそうでも気づかず、自分の仕事だけしていると「協力しようという気持ちがないのかな?」と思われがち。チームワークが大切な職場では、少しでも周りを見て動くことが重要!
自分から動くのが難しいときは、先輩に直接聞くのが一番。「次に何をしたらいいか分からなくて…何か手伝えることはありますか?」と聞くと、やるべきことが明確になります。
ネガティブな発言を控える

仕事に慣れないうちは大変なことも多いですが、ネガティブな発言を避け、前向きな言葉を心がけましょう。
✖「もう無理です…」→ ✔「少し大変ですが、頑張ります!」
✖「どうせできないし…」→ ✔「チャレンジしてみます!」
「無理です」「できません…」が口癖だと、先輩はフォローしづらくなり、指導にも消極的になってしまうかも。成長するチャンスを逃してしまう可能性も。
つい「無理です…」と言いたくなるときは、心の中で「やってみます!」に言い換えてみる。「ちょっと不安ですが、頑張ってみます!」なら言いやすいかも!
感謝の気持ちを忘れない

ちょっとしたことでも「ありがとう」と伝える習慣をつけると、良い関係が築けます。
✔ 仕事を教えてもらったとき「分かりやすく教えていただき、ありがとうございます!」
✔ 日々の業務で「いつもサポートしていただいて、助かっています!」
先輩も忙しい中でサポートしているので、お礼がないと「感謝されていない」と感じることも。関係がギクシャクしてしまう原因になることも…。
例えば、ドアを開けてもらったとき、お菓子をもらったときなど、些細なことから「ありがとうございます!」と言う習慣をつけると、仕事の場面でも自然に言えるようになります。
うまくいかなかったら?

もし5つのポイントを意識しても、なかなかうまくいかないと感じる場合は、「環境を見直す」「焦らず自分のペースで続ける」「信頼できる人に相談する」の3つを意識してみましょう。
自分の努力だけではどうにもならないこともある
どんなに頑張っても、相手の性格や職場の雰囲気によっては、うまくいかないこともあります。
例えば…
✔ 先輩がとても忙しくて余裕がない
✔ もともと話しかけづらい人が多い職場
✔ 新人に厳しい雰囲気がある
この場合は、「自分が悪いんだ」と思いすぎずに、環境の影響もあると理解しましょう。
焦らず、続けることが大切
すぐに関係がよくならなくても、コツコツと同じ姿勢を続けることが大事です。人間関係は時間がかかるものなので、「昨日よりちょっと話せたな」くらいの小さな成長を大切にしましょう。
✔ 無理に話しかけすぎず、適度な距離感を保つ
✔ 相手の反応が悪くても気にしすぎない(たまたま機嫌が悪いこともある)
✔ 「先輩と仲良くなる」のではなく「仕事がスムーズに進めばOK」と考える
信頼できる人に相談する
どうしても辛い場合は、身近な人や信頼できる先輩に相談してみましょう。
✔ 同じ職場の別の先輩 → 「〇〇さんとどう接したらいいですか?」
✔ 同期の仲間 → 「私だけじゃなくて、みんなそう感じてるのかな?」
✔ 家族や友達 → 気持ちを吐き出すだけでもラクになる
→ 誰かに話すことで、解決策が見つかることもあります!
まとめ
新人保育士が先輩との関係を築くためのコミュニケーションのコツは、
- 「挨拶+一言を添える」
- 「素直に質問&お礼を伝える」
- 「先輩の仕事をよく観察する」
- 「ネガティブな発言を控える」
- 「感謝の気持ちを忘れない」
の5つを意識することが大切です。
しかし、努力してもうまくいかないこともあります。そんなときは、
- 「自分の努力だけではどうにもならないこともある」
- 「焦らず続ける」
- 「信頼できる人に相談する」

人間関係は時間がかかるもの。すぐに変わらなくても、コツコツと積み重ねることで、きっと良い方向へ進んでいきます。無理をせず、自分のペースで職場に馴染んでいきましょう!
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