「30代で保育士になるってどうなんだろう、大丈夫かな？」と不安ですよね。
保育士は保護者と共に子どもの成長を見守り、人や社会にも貢献できるやりがいのある仕事です。未経験でもしっかり準備をするれば、30代からでも保育士として活躍できます。
私は35歳で保育士資格を取得し保育園で勤めた経験があります。担任も務め、保護者からの信頼も得てきました。
ここでは、30代未経験から保育士を目指すために必要な『やるべき3つのこと』をわかりやすく解説します。
- 保育士資格を取る方法
- 成功する就職活動
- 事前準備
30代未経験から保育士資格を取る方法
保育士として働くためには、保育士資格が必要です。資格取得の方法は主に２つあります。
現在の生活状況などからよく検討しましょう！
- 指定保育士養成施設を卒業する
- 保育士試験に合格する
私は指定保育士養成施設以外の大学を卒業しているので、保育士試験を受験し合格しました。
それぞれメリット、デメリットもあるので、合わせて紹介していきます。
指定保育士養成施設に通う
厚生労働省が指定する指定保育士養成施設に通うことで、卒業時に保育士資格を取得できます。つまりは大学、短大もしくは専門学校に入学するということです。指定校は厚生労働省のHPで確認できます。
- 実習を通して実践力がつく
- 仲間ができる
- 費用が掛かる（200万～400万）
- 時間が掛かる（2年～4年）
30代から入学することを考えると、少し現実的ではないかもしれません。もし検討したい人は奨学金制度や夜間校を探しても良いかもしれません。
保育士試験を受ける
多くの未経験者が利用するのが保育士試験です。
保育士試験の概要
試験科目：筆記試験9科目+実技試験（音楽、造形、言語の中から２分野）
試験日程：前期・後期（年２回）
合格基準：各科目において、満点の6割以上得点（科目により一部異なる）
受験料：12,700円（2025年現在）
勉強方法
通信講座：勉強のスケジュールが決まっており、効率よく学べます。
独学：毎日コツコツ学習することが重要。書籍やネット上の情報にも目を通しましょう。
- 費用が最小限で済む
- 努力次第で最短で取得
- モチベーションの維持が難しい
- 就職した際には、実習経験ゼロ
私はテキストと問題集のみで独学で資格にチャレンジしました。費用が安く済むのは家族への説明の際にも助かりました。
30代未経験でも成功する保育士の就職活動
資格を取得したら、次は保育士として働く場所を探します。
- 自分の希望条件を明確にする
- 効率的に保育求人を探す
まずは自分の希望条件を明確にする
効率的に就職活動を進めるためには、以下の条件を明確にしましょう。
勤務地：通勤しやすい場所を選ぶ
保育園の開園時間は早いです。早番の時の想定をしておきましょう。
勤務形態：正社員・パート・派遣
給与や手当、勤務時間数にも関わってくるところです。家族との相談も必要かもしれません。
保育園の種類：保育園、子ども園、小規模保育事業、家庭的保育事業 etc
これらは園児年齢やの人数も異なります。保育士としてのキャリアを見据えて検討できるといいですね。
迷った時には優先順位をつけておきましょう。
効率的に保育士求人を探す方法
希望に合う職場を見つけるために、以下の２つの方法を活用しましょう。
保育士専門の転職サイト
保育士専門の転職サイトには多くの求人情報が掲載されています。
サイトによっては、条件交渉をしてくれたりと手厚いサイトもあります。まずはどんなサービスがあるか、どんな求人が出ているか登録前に確認しておくといいですね。
- 条件に合う求人を探しやすい
- 短時間で求人に対し応募ができる
- 選択肢が多く迷う
- 連絡の頻度が高い
いくつものサイトに登録すると管理が大変になりますよね。簡単に応募できるので、どこの面接受けるんだっけ？とならないように気を付けましょう。
保育園に直接問い合わせ
興味のある保育園に直接問い合わせる方法も有効です。
HPが充実している保育園だと採用ページがあり、そこから応募できる保育園もありますよね。電話することが苦手な人はまずHPを見てみましょう。
- 園の雰囲気を直接確認できる
- 求人サイトに掲載のない求人に出会える可能性がある
- 時間がかかる
- 採用条件が確認しにくい
保育園HPの求人ページだと知りたい情報がない場合があります。
どちらにしろ一度見学に行くことをお勧めします。
内定後にやるべき事前準備
内定をもらったら、スムーズに仕事を始めるための準備を行いましょう。
この準備をどれだけするかにより「30代だけど大丈夫かな？」「学校行ってないけどできるかな？」の不安な気持ちを「これ知ってる、見たことある！」に変えることができるでしょう！
保育士業務の基本知識を身につける
以下の内容は事前に調べておくことで、未経験の保育士として安心材料になります。
保育園の一日の流れをつかんでおこう
- 子どもの生活の流れ
- 保育士の仕事の流れ
園児、保育士それぞれの流れを知っておくと、仕事の全体像が見えてくるでしょう。
子どもや保護者との関わり方を知っておこう
- 子どもへの声掛け
- 保護者とのコミュニケーション
保護者と離れる子どもの気持ち、子どもを預けて仕事へ向かう保護者、両者の気持ちに寄り添って考えていきましょう。
勤務する保育園について再度確認をしておこう
- 保育理念・方針
- 保育園のクラス（組名）
- 年間行事
HPやブログを通し、より多くの情報を頭に入れておきましょう。勤務が始まってから覚えることが減りますよね。
必要な持ち物を準備しておく
勤務先の保育園に細かく指定される場合もありますが、特に細かく言われない保育園もあります。以下は最低準備しておきましょう。
- 動きやすい服装（エプロン、スニーカー）
- 必須アイテム（筆記用具、印鑑、メモ）
- 保育グッズ（時間があれば）
保育グッズに関しては保育士未経験だけどやってみる！という方にお勧めです。
私もネットで検索をしながら様々な保育グッズを作成してきました。
勤務前に余裕がある方は挑戦してみてください。
【保育系YouTuber】 mocaちゃんTime
紹介したYouTubeチャンネルは私の実習の先生と言っても過言ではないチェンネルです！
mocaちゃん有難うございました（知人ではありません笑）
まとめ
30代未経験でも、しっかり準備をすれば保育士として活躍できます。
- 保育士資格の取得：取得方法を検討しましょう
- 就職活動：希望条件をまとめ、求人の情報収集をしましょう
- 事前準備：保育士業務を知り、安心材料を増やしましょう
年齢に関係なく、熱い思いと努力があれば保育士への道は開けます。焦らず一歩ずつ進めていきましょう！
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